もやもや→すっきり!【収納プランニングノート】新築収納を考える。
家づくりをするときって、そのときの悩みが反映されますよね。
私は当時アパート暮らしで日々収納に困っていたので、一戸建てになったら広くなるのが、何よりの楽しみでした。
いろんなハウスメーカーの収納に特化したカタログを取り寄せては妄想( *´艸`)
ところが結局決めたのは小さい工務店での家づくりで、、、
とても良い工務店さんだったのですが、ちょっと困ったのが、
・主婦目線の収納、使い勝手まで考えられていない(設計士さん次第)
・インテリアコーディネーターがいない
思い描いていた、アイディア満載の収納が提案されなかったんです( ;∀;)
ハウスメーカーのアイディアの集大成みたいな既製品もなく、設計士さんからの収納の細かい提案もなく。
だいたいの間取りが決まった頃に
「ここの収納ってどんなイメージですか?入れるもの決まってますか?
高さとか棚の数とか希望を教えてくださいね!」
と言われまして、ちょっと途方に暮れました。
えーっと…玄関収納に何をどれくらい入れるんだ・・・?デザイン・・サンプルないのかな。
・・・分からーん!
工務店にしたことをちょっと後悔した瞬間でした。
(結果的には、自分が希望する収納に合わせた造作棚をいっぱい作ってもらえて満足です!
むしろ拘りがあって、イメージがしっかり出来ている人には工務店がおすすめです♪)
楽天的な旦那さんは、適当に作ってもらって住んでから考えよう、なんて言って頼りにならないので(ひどい)、自分で決めることにしました。
そういえば、どこかの住宅情報誌で「我が家の収納プランニングノートを作りましょう」というアドバイスを読んだな??
あれを作るしかない。。
で、自分なりの収納プランニングノートってものを作りました。
これが本当に役に立って、住んでみてからも収納は成功だったな~(*‘∀‘)と思っているので、紹介します。
これから家づくりするよって方、必見です!
我が家の収納プランニングノート、こんな感じ
まずは全体図。
詳細はこんな感じ。読みにくくてすみません;;
うちの工務店の場合、まずはじめの2ヵ月で間取りを決めたんですが、私はだいたいの間取りが決まった頃にこの収納プランニングノートを作りました。
まだこの頃なら収納を増やすことも可能でした。
(実際には減らしました)
収納プランニングノートの作り方
①大きめのノートに、縮小コピーした間取り図を貼る
私は5㎜方眼ノートを使いました。
定規を使うのが億劫なずぼらさんでも、結構きれいな図が描けておすすめ。
②収納としている場所にすべて番号をふる
私の場合、青ペンで①、②、、、
③今持っているものを、たぶんここに収納する、という番号のところに書き出す
家の荷物すべてを確認して回る!
年一でしか使わないキャンプ用品やら、扇風機とかの季節用品まで。
書き出していくとなぜかだんだん楽しくなっていきます( *´艸`)
④収納する場所が決まらない持ち物も、とりあえず書き出す(未定としてまとめる)
私はデスクトップPCの置き場が困りました。
生活がイメージできていない時点で、置き場所が決まらないものってたくさんあると思います。
ひとまず手が止まると嫌になるので、未定でまとめちゃっていいと思います。
そのうち、ふと思いついて収納場所が決まったりするんで^^
(私も後から追記で番号振ってます)
⑤書き出した荷物を収納できる棚をイメージして、サイズや詳細を決める
これ、ほんと悩みます。。
だってプロじゃないし。工務店さんがどんなものを作れるのか知らないし( ;∀;)
ACTUSとかunicoといったおしゃれ家具屋の棚を買ってこようか、本気で迷いました。
実際に足を運んで家具とか探しまわったり。
でも家具ってなかなか高いんですよねー;;
シンプルな棚くらいなら、現場の大工さんに作ってもらう方が断然お得。
節約志向の自分として、ここは頑張って検索&想像しました。
Pinterestに画像upしてくれた先輩方のおかげで乗り切れました…!
玄関入ってすぐにシューズボックスがあるので、このシューズクローゼットはキャンプ用品と、レジャーシートと災害用備品とコートかけと…
このコート掛けってどんな幅になるんだ?てかどれくらい我が家には必要なんだ?
といった感じで、独り言を呟きながら試行錯誤して決めました。
掃除機置き場も造作に決めて、掃除機を実際に適当な棚に入れてみて、この幅でこの高さで…入るはず!といった感じで計測してみたり。
正直言うと、引っ越して3ヵ月が経過した今もなんだかしっくりこなくて、試行錯誤が続いている場所がパントリー。
まーそういうこともあるってことで!
⑥間取り通りの収納で足りるのか、余るのか考えることができる
ここまでやると、案外我が家の荷物って少なかったんだな、とかいう感想がもてます。
このノートを作った時点では、リビングのテレビスペースに固定収納棚を作ってもらう予定だったのですが、
書き出してみて不要だと判断できました。
造作だと安い、とはいえ材料費や人件費分はかかるので、無くていいものは省きました。
作成時間
1時間+α
作業時間はこんなところです。
+αとしたのは、時間がかかる上記工程の「⑤書き出した荷物が収納できる棚をイメージして、サイズや詳細を決める」は、大きく個人差が出ると思うからです。
ノートを作って手持ち荷物を書き出して…の作業はたぶん1時間もあればできます。
問題はこの⑤の工程でした。
私は中断もはさみ、+2~3時間、しかもしばらく経ってから練り直してみたり…を繰り返しました。
ただこの収納プランニングノートで自分のイメージを見える化しているので、練り直しをしたくなったら簡単にできます。
注意点
・収納スペースを広く取り過ぎない
当たり前ですが、今後家族の持ち物って変化していきます。
家族が増えたり家を出ていったり、そうじゃなくても小学生中学生になって荷物って増えますよね。
その将来のことまで考えだすと、きっと収納スペースを広く取りたくなります。
でも子どもに関することって、だいたいのことが一過性だと思うんです。
だからあんまり心配し過ぎず、今の自分たちの持ち物を基準に決めることをおススメします♪
・造作家具はほどほどに
これは友人に体験談として聞きました。
造作してもらうと固定されていて、隙間がなくて掃除も楽ですが、反面取り外すことができません。
そのときそのときに合わせて、置き家具を追加する方が断然楽なので、うちはテレビ横収納を減らしました。
・ちょっと気恥ずかしくても、他人に見せる
これ、性格によりますよね。私はなんだか気恥ずかしかったです。笑
でもせっかく作った内容なので、こういった棚を考えています、と設計士さんに見せることでスムーズに話が進むこともあるので、見せちゃうのをおすすめします。
あーそんな重いものもしまうなら、この棚の強度をあげましょうか。とかアドバイスをもらえました(*‘∀‘)
まとめ
収納は、多さではなく適切な場所が大事!と分かってはいても、実際に打ち合わせをするときはそこまで気が回らなくなります。(←これほんとに。私だけじゃないはず!)
それより家事導線だったり、風抜けの窓配置だったりを優先しちゃうんですよね~
なので、家でじっくり書き出してみるのがおすすめです。
自分たちの持ち物の量や新居にもっていくものを再確認できますし、引越しの際に処分するものも早いうちに把握できちゃうので一石二鳥かな、と。
これで収納について悩んでいた頭の中がすっきりしますよー(*'ω'*)