結構きつい?!素人の芝生張り【下地作りがきもでした】
3月も後半に入り暖かくなってきた頃、完全素人ですが庭の芝生張りを始めました。
失敗もありましたが、結果的にはどうにかなったかな、と。笑
せっかくなのでやりながら失敗したこと、迷ったことなどを記録しておきます。
・自分でやるといくらかかる?
・時間はどのくらいかかった?時期は合ってる?
・何を準備すればいいんだ?余分なものは買いたくない!
・素人感丸出しの凸凹芝生にならない?
等々、いろいろ心配だけど芝生張りを自分でやってみたい!という方にぜひ読んでほしいです。
さて、芝生貼りの手順としてはこの通りです。
1、材料の準備
2、下地を整える
3、芝生を張る
4、散水
それでは、はじめに自宅の庭の広さを調べます。
自宅の庭情報を整理
芝生、目土、培養土などを買うために、まずは我が家のお庭情報を整理してみました。
こんな感じ。
庭についてしっかり測ったことがなかったので、住宅建築時の図面を持ち出してきて、定規で測って庭の面積を出してみました。
その結果、49㎡。
おお、結構広いね( ゚Д゚) コスト…
見た目ではそうでもないのですが、すべて自分たちで芝生を張るとなると広い。
どこまで芝生にするかは庭にでて確認しました。
というのも、我が家の場合は道路→駐車場→芝生部分→畑用の庭というように、芝生を横切って畑へ行くので、結構行き来することになります。
なので畑への道として、タイルなどで通路を作るかどうか、を検討したかったからです。
結果として、子どもが走り回るのに危ないということで通路はなしになりました。
芝生張り
1、材料の準備
まずは材料の準備ですが、実際に購入するのはちょっと待ってください。
自分たちがそうだったのですが芝生張りの場所が広くて素人だと、(次の工程である)下地を整えるのに、思いのほか時間がかかります。
買ってきたその日のうちに、芝生を張るところまで作業が終わるか分かりません。
芝生は買ってきたら、早めに地面に根付かせてあげるのが良いです。
私たちは準備の前に庭を掘り出して、時間がかかることが分かったので、ホームセンターでは下見だけしてきました。
(我が家の失敗①)
ただ道具の購入が必要なので、事前に何が足りないかは確認が必要です!
ホースの長さ等を調べていかなかったので二度手間になりました。
道具については下記で記載します。
芝について
3月初旬、愛知県のホームセンター(コーナン)では芝(天然芝)は売ってませんでした。人工芝はありました。
3月中旬、同じお店に行ったら山積みされてました。
1束600円弱。
その場の説明書きによると、1束=8枚=1㎡分とのこと。
(追記:5月中旬になると芝生が半額になってました)
私の父が花屋の仕事をしているので、市場で芝のケース買いを頼んでみましたが、卸売り値がホームセンターと変わらなかったそうです。
ということはホームセンターでの1束600円弱は妥当価格かな。
ちなみに楽天市場でも探してみました。
楽天ポイントを考慮すると楽天市場が最安値!しかも運んでもらえます。
実物を確認できないのが不安ですが、実際ホームセンターで売られていても素人の私では良し悪しの判断ができなかったので、どこで買っても同じかもしれません。笑
我が家の場合は前述の通り49㎡。
約50㎡分必要なので、芝生にかかる費用の目安としてはこのくらい。
600円×50㎡=30,000円
目土について
目土(めつち)とは芝生を張ったあとに目地(めじ)と呼ばれる隙間を埋める土ですが、こちらはサイトや土の袋の説明書きを読んでも必要量がバラバラで迷いました。
要はどのくらい隙間を開けて芝を並べるか、で必要量が変わってくるみたい。
これは様子を見て少しずつ買い足せばいいかとなりました。
そのホームセンターでは
10Lの目土=300円程度
でした。
培養土について
我が家の場合は元が畑なので、土自体は固すぎず使いやすいです。ただ土の量が全然足りません。
工事の際に余った土を、庭の片隅に残しておいてもらったのですが、それでも足りず、培養土で補充することになりました。
ホームセンターでは
14Lの培養土=300円程度からいろんな価格
がありました。
ひとまず下調べはここまでです。
必要な道具
・散水用のホースリール(ホース、切替シャワーヘッド)
・大きいショベル
・小さいスコップ
・園芸用土ふるい
・ゴミや石を入れるバケツ類
・軍手
・帽子や汚れてもいい服装
ここで我が家の失敗①なんですが、ホースの長さと蛇口の形を調べていきませんでした。
それぞれ種類があるので、ホームセンターで迷うことになります。
気を付けてください!笑
2、下地を整える
ちなみに園芸初心者なので失敗になるかもしれません。
ここは当たってくだけろ~の精神でやってますので、参考にならないかも…^^;
3/19 作業時間1.5時間
1年前は畑だった土地ですが、あまり使っていなかったのか、はたまた工事で増えたのか。大小の石がごろごろしています。
踏み固められていて、私(女性)が大きいシャベルで体重かけて掘ってもあまり掘り進まない硬さです。
下地となる元々の土地が、固くて石だらけだと良くないらしいので、5センチほど掘り起こしては石やゴミを取り除くことにしました。
大きいショベルでがっがっと土を掘っては、園芸用の土ふるいで土をふるう作業。
ここが一番しんどかったです。
石やゴミは取り除きやすいのですが、土の固まりを手で砕かないといけません。
小さいスコップで砕くのも試したのですが、結局手で砕くのが早い。
あまりに土が乾いて固まっているとやりにくく、少し湿らせながら作業しました。
外にいたら子どもってほかっておいても遊びますね。助かる。
しかしこの作業、腰と足にくる!!
初日は1.5時間で根を上げました。
3/20 作業時間2時間
この日もまた同じ作業をやりました。
合計して3.5時間で終わった面積は全体の1/8程度。
2.2m×2.8m=6㎡
この調子で進めるとあと20時間以上かかる。
こらえ性がない我が家は考えました。
うーーーーん。
まずは終わった範囲だけ芝生貼ってみるか!
慣れない作業で疲れたので、一部分だけでも完成形を見て奮起することにしました。笑
3、芝生を張る
ここへきて、土と芝生を購入してきました。
3/27 作業時間 2.5時間
まずは一部分の試しなので、芝4束と目土1袋を購入。
我が家の場合は庭の雨水枡(うすいます)がはじめから10㎝程飛び出しており、この高さまで土を盛る必要がありました。
先日土ふるいにかけて柔らかくなった土に、工事のときに出た砂を混ぜてやって、水はけの良い土の完成。(土と砂の比率は大雑把にやりました。どうなるやら。)
その砂が混ざった土を庭の一部分に集めて、雨水桝から1㎝程低いところまで高さを出します。
木の板を使ってぎゅっぎゅっと固めて、足でも踏み固めて、傾斜を意識しつつ平らにします。
雨水桝に向けて傾斜をつけてやると雨のときに水が流れやすく、水たまりができにくいとのことですが、この傾斜が素人には難しかったです。
少し離れたところから確認しつつやりましたが、芝を置いてみるとやっぱり傾斜が変。
何回か微調整しながら、芝を並べました。
芝の張り方は何通りかあるようですが、うちは目地少なめの目地張りにしました。
芝を並べたあと、目土を目地にかけて芝の隙間を埋めました。
芝4㎡に対して目土1袋では、目土がぜんぜん足りません!
目地はだいたい指1本分なのですが、やはり1束=8枚=目土1袋が必要なのかも?
まだまだ買い足す必要があります。(総コストが怖い)
4、散水
ちょうど作業後から翌日は雨予報だったので、水やりは省略しました。
完成!!(部分的に)
これでいいのかは今後芝生が教えてくれることになります。
そして、残りをやらないといけません。笑
失敗したこと
①必要なホースの長さ、蛇口の形状を調べてからホームセンターにいかなかった。
②思ったより体力仕事ってきつい
一番はこれ、体力仕事だということ!それを覚悟した方がいいです。
考えていたより腰や体全体にくるので、腰の負担を考えた姿勢で作業をするなどの工夫が必要でした。初日は夕方から倒れこみました。笑
③思ってるより時間がかかることを知らなかった
慣れなくて無駄なことをしていたり、必要な道具が無くて買いに走ったり。
土を耕すこと自体にも、なかなか時間がかかります。
我が家の6㎡完成で、下地作りに3.5時間、整えて芝生を並べるのに2.5時間。
買い出しや邪魔な石を除く時間は別途です。
④芝に加えて、土を買うコストもかかることを知らなかった
ホームセンターで培養土を買うとしたら、なかなかコストが嵩むことになります。
面積が小さい場合や、工事のときに出た土で補える場合は問題なしです。
かかった時間、コストを計算
手探りで始めた6㎡完成時点。
6㎡完成時点の時間
下地作りに3.5時間、整えて芝生を並べるのに2.5時間。
やり直したりもしていて、感覚的にはもう少し時間がかかっています。
6㎡完成時点のコスト
芝生:600円×4束=2400円、芝の目土:1つ300円、
道具類:ホースリール4000円弱、蛇口用金具500円、軍手スコップ類1000円
合計 8200円
その後慣れてきて完成した5/22時点。
実は当初案より芝生の面積を小さくしました。
当初 49㎡ → 変更 35㎡
というのも、相談中だった外構が決定したら、芝生の予定だったところに木を植えることになったからです。
芝生を張るのも大変だったので、面積が小さくなってほっとしました。笑
完成時点の時間
土日のたびに1時間ほど作業をしたのですが、慣れたのか雑になったのか、だいぶ作業が捗るようになりました。
6㎡時点での6時間に追加で6時間ほどで完成しました。
なので芝生張りトータルで、6+6=12時間
完成時点のコスト
芝生 600円×6束=3600円
芝生 300円×3束=900円(5月半ば頃から半額で売られてました!笑)
芝の目土 300円×12袋=3600円
培養土 300円×25袋=7500円
(6㎡時点でのコスト 8200円)
これらすべて合わせて、合計 23,800円。
まとめ
芝生張りを素人がやるとどうなるのか、を紹介してみました。
まとめて作業した時間で6時間、そのほかにも石拾いや草抜きをしましたが、庭全体の完成まではまだまだ時間がかかります。
でも作業中に周りで子どもたちが自由に遊べて、土いじりを一緒にできて、一石二鳥だなと思いました。
残り部分の完成写真や総コストについては、また完成後に報告します。