家づくり家しごと

小さな工務店で建てた一戸建てのこだわりや失敗、暮らしを発信していきます

素人の確定申告 書類集めを乗り越えよう(マイホーム1年目)

素人の確定申告 アイキャッチ画像




会社員をやっていて普段の納税は会社に丸投げをしていると、いきなり確定申告やりましょうって言われても困りませんか。

 そもそも納税手続きをやる場所ってどこよ・・・って私はなりました。

そんな私でも無事確定申告が完了して還付金を振り込んでもらえたので、忘れないうちに記録しておきます。

 

 

必要な書類を集める

正直なところ、ここが一番手間取りました。

そしてここが肝心でした!

 私は有難いことに不動産屋の方がとっても面倒見の良い方で、確定申告のお世話までしてもらえました。

なので私は利用していませんが、必要な場合は税務署主催の無料相談の予約ができるそうです。

 

ここからは我が家の場合の書類集めになります。

新築・中古、夫婦共有名義、親族からの贈与有無など、それぞれの家庭にあった提出書類の確認が必要です!

詳細は国税庁ホームページにて確認できます。(検索画面で”確定申告 書類”で出てきました)

 

我が家のスペック:新築戸建て住宅、長期優良住宅、土地も購入、

         訳あって夫婦名義(999:1)で購入、住宅ローンは夫一人名義で借入

         住宅ローン10年以上、贈与なし

 

そんな我が家の場合の必要書類はこちら☆

1、家屋の登記事項証明書(原本)
2、敷地の登記事項証明書(原本)
3、請負契約書(写し)
4、住宅ローンの年末残高等証明書(写し)
5、住民票(入居年月日が分かる)(写し)
6、認定長期優良住宅の建築証明書(写し)
7、令和2年分給与所得の源泉徴収票(写し)
8、敷地の売買契約書(写し)

 上記の書類を持って、市の特設会場へ行ってきて一発で通りました。

※事前に必要書類などを間違いなく揃えていかないと、やり直しで後日また赴くことになります!

※本人がいかないと出来ません、私(妻)の代行は原則できないと言われました。

 

家屋の登記事項証明書(原本)

敷地の登記事項証明書(原本)

私はまず名称から混乱しました。笑

不動産屋では「登記簿謄本」と言われ、確かに聞いたことがある名称。

それに対して、国税局が準備している書類では「登記事項証明書」という名称。

どっちですの( ;∀;)

調べたところ、同じものだと思ってよいそうです。なーんだ。

 

その登記事項証明書ですが、法務局のオンライン請求(登記・供託オンライン申請システム)が便利でした。

ちなみにスマホ画面からも請求可能でした♪

 

①オンライン請求で申請をする。

登記・供託オンライン申請システム

→初めてご利用になる方で利用者登録

→かんたん証明書請求にログイン

→分類:不動産 登記事項証明書(土地・建物)を選択

出てきた画面で必要事項を入力すると、申請することができます。

 

②その後、手数料を納付する

私が試したのは、次の2通りです。

・ゆうちょ銀行ATMのペイジー機能を使って納付

・口座を持っている銀行のインターネットバンキング画面から納付

それぞれ画面の指示に従って納付するだけで簡単でした。

 どちらも登記供託オンライン申請システムの処理状況照会画面で確認できる納付番号が必要となります。

手数料は500円。窓口で登記事項証明書を出してもらうと600円なので少しだけお得。

利用可能時間を確認してから行きましょう!私は一度失敗しました。

 

③納付状況の確認

最後にまた登記供託オンライン申請システムの処理状況照会画面で、納付状況が納付済みになっていることを確認します。

すると17時15分までに納付が完了すれば、すぐに対応してもらえるようで、納付してから2日後にはポストに入ってました。

 

※注意事項:請求のときに建物と土地の選択を間違えないでくださいね~

私はやってしまいました…だって2種類あるってちゃんと理解できてなかったんだもの。

結局2枚とも必要なので、初めから2枚分請求しましょう。

 

請負契約書(写し)

こちらは工務店から受け取った契約書です。

家の本契約をする際に受け取っていたので、すっかり存在を忘れていて、はじめは何のことだっけ?状態でした。

これを約款等もすべて、コピーすればOKでした。

 

住宅ローンの年末残高等証明書(写し)

こちらは住宅ローンを組んだ銀行から送られてくるので、それをコピーするだけです。

住民票(入居年月日が分かる)(写し)

こちらはお住まいの市役所や支所などで受け取り可能です。

私はマイナンバーカードを持っていたので、コンビニのコピー機で交付を受けました。

ほんと便利な時代で助かりますね。

認定長期優良住宅の建築証明書(写し)

こちらは住宅の完成後、抵当権の設定や保存登記や・・・難しいアレコレをお願いした司法書士の方から受け取りました。

うちは12月末に住宅の引き渡しを受けて、お正月休みを挟んだため、確定申告用の書類を集めていた1月末時点でまだ登記が完了しておらず。

その結果、司法書士の方からこの書類を受け取りましたが、もっと時間に余裕がある場合はすでに手元にあるんだと思います。

令和2年分給与所得の源泉徴収票(写し)

こちらは前年12月に会社から受け取った源泉徴収票をコピーするだけです。

敷地の売買契約書(写し)

こちらは土地の売買契約書のコピーのことですが、印紙が間違いなく貼ってあること約款もすべてコピーすることに注意してください。

 

以上の8点すべて揃えば完成です!

 

税務署の特設会場へ申請にいく(予約制かどうかを確認)

 新型コロナウイルスの関係で、いろいろ事前予約が必要なことって増えましたよね。

納税場所についても心配だったので、事前に市のホームページやらで調べました。

一番確実で手っ取り早いのは電話で問い合わせだと思います。

 

私が住む地域では予約制ではなかったものの、混み合うのを避けるために人数制限はやっていました。

朝10時前に特設会場へ到着すると、11時からの枠の入場整理券をもらいました。

(市のHPによると、LINEアプリで事前に入場整理券を入手できるそうです。)

その間はどこかで時間を潰さないといけません。

夕方に行くと最悪の場合、翌日ということもあるそうです。(不動産屋さん談)

 

持ち物 ※人によって違うので、必ずHP等で確認をお願いします

認印、ボールペン

・上記で準備した書類たち

・振込口座用の通帳

マイナンバーカード

 

11時に入場整理券を持って到着後、申請者本人である旦那さんが会場から出てくるまで約2時間かかりました。

会場では申請用のPCがずらっと並んでいて、近くに職員の方がいてすぐに質問ができる態勢が準備されていたそうです。

画面の指示に従い申告書を作成、提出して完了です。

 

還付金が振り込まれたか確認する

これはもう楽しみでしかないですよね!

我が家の場合は、2021年2月26日に市の指定納税場所で手続きをして、2021年3月22日に指定した口座へ振り込まれました。

前々日に国税還付金振込通知書というお知らせのハガキを受け取りました。

その金額、171,600円!(*ノωノ)ワーイ

もともと所得税として納めていたお金と分かっていても得した気分です。笑

 

以上、長くなりましたがマイホーム1年目の確定申告でした。

 

 

プライバシーポリシー